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感情を出すことと向き合う

コラム7/25 公開yorusta編集部2分で読めます

つらいのに涙が出ない、何を感じているのか自分でも分からない。感情を抑える習慣が長いと、そうした状態になることがあります。この記事では感情の出し方にはいくつも種類があること、書き出す具体的な手順、話す相手の選び方、そして専門家に相談したい目安を整理します。

抑えた感情は、消えるわけではない

その場をやり過ごすために感情を抑えるのは、必要な対処でもあります。ただ、抑えたものは消えたのではなく、後から体の重さや眠りにくさとして出てくることがあると言われます。

だからといって、いつでも感情を表に出すべきということでもありません。安全な場所とタイミングを選んで出す、という考え方のほうが現実的です。

ポイント感情に良い悪いはありません。怒りや嫉妬も、状況を知らせる合図として役割を持っています。

出し方はいくつもある

泣くことが唯一の出し方ではありません。自分に合う経路を1つ持っておくと、詰まったときに使えます。

方法向いている人ポイント
書く人に話すのが苦手誰にも見せない前提で書く
話す反応をもらいたい相手を選ぶことが大事
体を動かす言葉にしづらい散歩や掃除でもよい
泣く涙が出そうなとき無理に泣こうとしなくてよい
作る・描く言葉以外で表したい上手さは関係ない

書き出す手順

整理しようとすると手が止まります。整えるのは目的ではなく、外に出すことが目的だと考えてください。

  1. 紙かメモアプリを開き、時間を5分に決める
  2. 誰にも見せない前提で、頭に浮かんだ言葉をそのまま書く
  3. 文章になっていなくてよい(単語の羅列で構わない)
  4. 書き終えたら読み返さず、いったん閉じる
  5. 落ち着いた日にだけ、読み返すかどうかを決める

泣けないのは異常ではない

涙が出ないことを「感情が薄い」と受け取る必要はありません。疲れているとき、緊張が続いているとき、安全でない場所にいるときは、涙が出にくくなることがあります。

無理に泣こうとするより、泣いても大丈夫な環境をつくるほうが先です。ひとりの部屋、湯船の中、車の中など、人目のない場所を1つ確保しておくと安心です。

ポイント映画や音楽をきっかけに涙が出ることもあります。自分の話として出せない日は、他人の物語を借りるのも方法です。

話す相手の選び方

身近な相手が適さない場合もあります。関係が近いほど利害が絡むため、第三者のほうが話しやすいこともあります。

  • アドバイスより、まず聞いてくれる人
  • 話した内容を他へ広めない人
  • こちらの状況を評価しない人
  • 話したあと、気持ちが軽くなる相手かどうか
  • 身近にいないときは、専門の相談窓口を使う

強い反応があるときは専門家へ

思い出したくない記憶が急に浮かんでつらくなる、涙が止まらず日常が回らない、自分を傷つけたい気持ちがある。こうしたときはひとりで抱えず、心療内科・精神科やカウンセリング、自治体や公的な相談窓口に相談してください。

誰かに話を聞いてもらう時間として女性用風俗(女風)を利用する方もいますが、セラピストはカウンセラーや医療者ではありません。つらさの相談は専門家へ、という前提を持っておくことが自分を守ることにつながります。

ポイントこの記事は一般的な考え方の紹介で、診断や治療の代わりにはなりません。気になる場合は医療機関・専門家に相談してください。

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よくある質問

感情を出すと弱いと思われませんか。

出し方と場所を選べば、周囲に見せる必要はありません。書く・体を動かすなど、ひとりでできる方法から試せます。

書き出すと余計につらくなることがあります。

そうなる場合は途中でやめて構いません。短い時間に区切る、事実だけ書く、といった形に変えるほうが負担が少ないこともあります。つらさが強いときは専門家に相談してください。

カウンセリングと友人に話すことの違いは何ですか。

カウンセリングは訓練を受けた人が守秘のもとで対応する場です。関係性による気遣いが少なく、継続して整理していけるのが違いとして挙げられます。

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