NGを伝えるのは義務ではなく権利
触られたくない場所、苦手な言葉、避けたい体勢——こうしたことを伝えるのは、遠慮すべきことではありません。むしろセラピスト側は、事前に知らされているほうが安心して進められます。
「言ったら気を悪くさせるかも」と考える方は多いですが、実際は逆です。何も言われないまま探るほうが、相手にとっても難しい時間になります。
予約時に伝えるのがいちばん楽
NGは当日ではなく予約時に伝えるのが最善です。文章で送れば顔を合わせずに済み、事前にセラピストへ共有されるため、当日その話題に触れる必要がなくなります。
箇条書きで構いません。むしろ箇条書きのほうが伝わりやすく、書く側の負担も軽くなります。
- 触れられたくない部位(例:お腹まわりは避けてほしい)
- 苦手な力加減(例:強めの圧が苦手)
- 言われたくない言葉や呼び方
- 苦手な香り(香水・整髪料など)
- 照明や音量の希望(明るいのが苦手など)
- 身体的な事情(傷跡、施術できない部位など)
そのまま使える文例
「〜が苦手なので、〜していただけると助かります」という形にすると、否定ではなくお願いとして伝わります。
| 伝えたいこと | 文例 |
|---|---|
| 部位のNG | 1点だけお願いがあります。お腹まわりは触れられるのが苦手なので、避けていただけると助かります。 |
| 力加減 | 強めのマッサージが苦手です。弱めから始めていただけますか。 |
| 会話量 | 人と話すのが得意ではないので、会話は少なめでゆっくり過ごしたいです。 |
| 進め方 | はじめてで緊張しています。ゆっくり進めていただけると安心です。 |
| 香り | 香りに敏感なので、強い香水は控えていただけると助かります。 |
当日その場で止めたいときの言い方
長い説明は不要です。「そこは大丈夫です」の一言だけで、プロであれば意図は伝わります。言葉を探して黙ってしまうより、短く止めるほうが確実です。
- まず短く止める:「ちょっと待ってください」「ここは大丈夫です」
- 理由を一言添える:「そこは苦手なので」で十分
- 代わりの希望を伝える:「肩のほうをお願いできますか」
- 気まずくなっても謝らない:伝えたことは正しい行動
伝えても改善しないときは店舗へ
はっきり伝えたのに繰り返される、無理に進められそうになる——そう感じたら、その場で中断を求めて構いません。そして必ず店舗へ連絡してください。
女風は店舗を通じて利用する仕組みであり、こうした申し出を受ける窓口があります。個人間で我慢したり解決しようとしたりする必要はありません。
逆に「これはNGにならない」もの
本番行為は、女風では禁止されています。これは店舗側のNGであり、こちらから求めることもできません。相手を守るためのルールでもあるので、この点は前提として理解しておきましょう。
同様に、店舗を通さない個人的な約束や連絡先の交換を求める行為も、規定で禁じられていることがほとんどです。ルールの中で楽しむことが、結果的に自分の安心にもつながります。